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ワーク・アズ・ライフ

 『ワーク・アズ・ライフ』とは、筑波大学の落合陽一氏が提唱した「睡眠時間以外のすべては仕事をする」という考え方です。これは、「仕事人間になれ」ということではなく、ストレスフリーな人生を実現するために、仕事と生活を一体化し、ストレスを適切に管理する考え方です。なお、落合氏は、「これからは『タイムマネジメント』から『ストレスマネジメント』の時代だ」と述べています。また、落合氏は、すべてがストレスフリーの状態ではなく、10%のストレスをかけることが、成長するポイントだとも述べています。
 同様な言葉に『ワーク・ライフ・バランス』がありますが、それは仕事と生活や趣味を区別してそのバランスを保つという考え方です。
 すなわち、『ワーク・アズ・ライフ』は、苦しい仕事をしてバランスをとるために生活を充実させる『ワーク・ライフ・バランス』とは異なり、仕事と生活の両方に価値を置き、人生全体を充実させていくということです。落合氏は、『ワーク・アズ・ライフ』の定義を「差別化した人生価値観を、仕事と仕事以外の両方で生み出し続ける」こととしています。

保管文書の実態調査  ワーク・アズ・ライフによる効果は、次のことが上げられます。
【個人】
①障害の有無や性別・年齢に関わりなくそれぞれ自分に合った仕事ができるます。
②ストレスを自分なりにコントロールしていくことで、精神的な負担は軽くなります。
③好きなことを追求していくため、仕事と趣味の境界は曖昧になり、ワクワクして仕事に取り組むことができ、仕事に取り組むモチベーションの向上します。
④モチベーションの向上に伴って、個人が成長していきます。
【社会】
①モチベーションの高い社員が増え、雇用の幅が広がり、何よりそれぞれの活動時間が増えることで、生産性が向上します。
②個人がそれぞれにモチベーションを持って成長していくということで、日本の社会も成長していきます。