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PRには2つのタイプがある
営業マンが自社をPRする時に2つのタイプが見られます。一つは、ライバルを悪く言って自分を良く見せるタイプ。もう一つは、ライバルを良く言って、自分はもっと良いとアピールするタイプです。
人の悪口や陰口は、一見楽しいように思えますが、気持ちの良いものではありません。ましてや、自分が良いと思っていることに対して、悪く言われると、大人の対応をしていても嫌な印象しか残らないでしょう。やはり、相手を良く言った上で、自分の良い所を説明した方が、相手も対比がしやすく、気持ちよく受入れられます。
部下とのコミュニケーションも同様です。ついつい会社や他人を悪く言う人がいます。1対1のつもりで話していても、周りの人に伝わります。そして、本人の耳にも尾ひれが付いて入るものです。特に会社や社長を悪く言うことは管理職として失格です。管理職は会社(=社長)の向く方向に自分の組織を向かすことが大きな仕事です。それを悪く言うことは、組織が向かうべき方向を見失わせることになります。さらに、部下が会社の将来に不安を覚えることで、有能な人材を失うことにもなりかねません。
人間なので、会社や上司に対して、頭に来ることもあるでしょうが、自分の立場を考えた言動が必要です。